現在位置: ホーム 会員エリア フライトツアーレポート トルコ オルデニズで S.I.V. & XC その2

トルコ オルデニズで S.I.V. & XC その2

第3日

三日目になりました。(これをアップしている今はすでに四日目の朝ですが)

午前中は雲底が低く900メートルのテイクオフからのフライト、

フルストールとリバースターンがメインです。
フルストールは、ブレークコードを途中ぐらいまでゆっくり引き込んで、グライダーを減速させその後一気にに引き込む方法と、フルグライドからいきなりすべてを引き込む方法の2種類を練習します。そのあと、自分の判断でストールさせて指示なしで回復させる練習、合計3回のフルストールを練習し、そのあとはリバースターン、コントロールしながら20秒で終了、1―2のグライダーだと19秒ぐらいまでは安定したコントロールが可能とのこと。そのあとは、ウィングオーバーの練習で高度を落として午前は終了しました。

その後、海風の風速が増してきたので、夕方まで長い休憩となりました。フライト自体はできるのですが、リザーブを投げた時に風で陸に流されるためSIVはできないとのこと。

夕方には山頂のテイクオフを覆っていた雲もなくなり1800メートルのテイクオフから北西に向けてテイクオフして
海岸を目指します。

夕方の課題はさまざまな旋回?  最初にスパイラルダイブを練習しそのあと、スピンポイントとフラットスピンポイントの確認とウィングオーバーの練習と続きます。
ということなので、比較的簡単かなと思っていたのですが、
最初のスパイラルと1-3-1ぐらいでこなすと、ジョッキーから
「あ、今のは360度急旋回でスパイラルではないのでもう一回」と無線が、

ということで、あと2回のスパイラルは今までよりずっと沈下の早いスパイラルを練習。

あとで、聞いてみたら、ここでのスパイラルダイブは20m/秒の沈下が目標、DHVのテストより早く降下して、グライダーがそれでも制御可能なことを確認する訓練とのこと。さすがにそれぐらの沈下だと内側のブレークだけではスパイからの離脱が難しく、外側のブレークも引いてゆっくり離脱します。いい勉強になりました。

スピンポイントの確認は、実際のフライト中にスピンしそうになったときに回避できるように感覚をつかんでおく練習です。

ジョンもエイダも今までより沈下の大きいスパイラルを練習して、ちょっと興奮気味、
夕方飛んだので、8時半からHELPとうレストランで今回のメンバーとジョッキーの友人のスティーブでいろいろパラの話をしながら夕食、その後受講生3名はクラウド9で今日の自分たちのランディんグのビデオをビールを飲みながら見て解散しました。

明日の午前は、SIV最後のフライトで講習内容はアラカルト、 受講者の希望で内容を選択できます。
僕は、Amplitude Max Spin からのリカバリーを練習して、 その後SATに挑戦の予定、うまくできるかな。

そして、午後からはクロスカントリーの講習が始まります。

写真は、オルデニズの町全景、 それより西側の様子、 三日目の夕食 左から エイダ、ジョッキー、クリス、スティーブ、ジョン