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A級パイロット技能証課程

 

パラグライディングA級パイロット技能証課程

 

 

1.A級の実技と学科

パラグライダーで大空を自由自在に飛びまわる。そ んな夢を叶えるために、A級パイロット技能証課程の トレーニングを始めましょう。 A級課程では「単独で安全に指定方向へのフライト ができること」を目的として、フライトの練習をし、 知識を身に付けます。41ページのチェック表を活用し て、全実技のクリアをめざしましょう。また、学科試験の問題は、JHF教本で学ぶこと(最初のページ~49ページ)から、出題されます。各ペー ジを熟読して、内容を理解しましょう。

【科目】

実技科目:14 科目 実技検定科目:安全な低高度フライト 学科科目:16 科目 学科試験出題範囲:教本49ページまで

【実技練習】

講習を受け、単独での成功飛行回数10回以上をめや すとする。合計飛行時間は特に限定しない。

【実技習得判断基準】

14のA級実技科目の講習を受け、単独で各科目を3回 以上成功した場合、その科目を習得したものとみなす。

【実技科目】

1.機材の確認

2.パラグライダーの広げ方

3.装備の装着

4.パラグライダーの収納、運び方

5.機材の点検、保管

6.フライトプラン

7.体の準備

8.心の準備

9.プレフライトチェック

10.ブレークコードの操作要領

11.ライズアップ

12.安全なテイクオフ

13.安定した直線飛行

14.安全なランディング

【実技検定科目】

安全な低高度フライト

【実技検定合格判断基準】

実技検定で安全に低高度フライトを行った場合を合 格とする。

【学科試験】

試験は教員が実施し、点数の不足する者に対しては 再教育を行う。試験は口頭でも可。

【学科試験合格判断基準】

JHF出題の学科検定試験問題で、正解率70%以上であ ること。

2.A級練習の注意点
機材を初めて手にするところからのスタートです。 空を飛ぶという未知の体験をするのは、とてもわくわ くすることですが、気持ちまで舞い上がらないように 気をつけて、謙虚に正しい知識と操作方法をひとつひ とつ自分のものにしていきましょう。スクールのインストラクターは、あなたを新しい世 界に誘う案内人です。その説明やアドバイスを注意深 く聞いて、助言にしたがって練習することが、これか ら安全にフライトを楽しむ基礎となります。ただし、たとえ練習を始めたばかりでも「自分の安全 は自分で守る」精神を忘れず、体調管理などにも気を配 りましょう。また、A級課程に限りませんが、焦りや慢心、勝手 な思い込みなどは事故のもとです。いつでも自分を客 観的に見るよう心掛け、楽しく安全にフライトを続け ましょう。