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2015年木崎湖SIV 7/28-29

木崎湖のインストラクター向けSIVのレポートです。

木崎湖で行われたインストラクター向けのSIVコースに参加してきました。主催者はヘリグライド インストラクターは目黒敏さんです。 毎年、一般向けのSIV仁崎だって少人数で行っているようです、今回の参加者は8名です。

7月28日朝6時に木崎湖ランディングに集合して受付して、着水対策、トランシーバーをジップロック入れてヘルメットに貼り付けたり、ハーネスからツリーランセットを抜いたりします。

その後初日のタスクの説明がありました。普通のSIVコースだと、ピッチングやローリングから初めてビッグイヤーやBストールなどの降下手段を練習してからつぶれからの回復へと移行するのですが、最初からフロントコラップス、アクセル併用  サイドコラップス、アクセル併用と進みます。 聞いて身なら参加者のうち自分以外は複数回このコースに参加している方たちだとか、なかなかハードなトレーニングになりそうです。 以下は,参加者の上野さんの写真を借用

一日目は曇りのため、テイクオフに上がったのは8時過ぎでしばし、ランディングが見えるようになるまで待機しました。9時前から雲がとれてきてテイクオフ開始、スムーズに講習が進みます。

フロントコラップス

アクセルを併用したつぶれは,一般的に普通に翼をつぶすよりリアクションが大きくなります。 これは6年前のトルコのオルデニズでのSIVでもやりました。 そのときは翼をピッチングさせて前に進むときにつぶすつぶし方の練習もしました。1本目は、アクセルバーを併用しフロントコラップス、アクセルは30%、50%、100%といろいろ試します。一般的にするアクセルの踏み込みが大きいほど潰れは大きくなります。引き込んだ後は、そのままリリースして、フルグライドさせます。グライダーの挙動としては、一瞬背中から落ちる感覚の後、すぐに翼がひらいて前にピッチングしてスムーズにフライトします。基本的にリカバリー操作は不要でした。

サイドコラップス

2本目は、アクセル併用のサイドコラップスです。フロントコラップスト同様にアクセル30%、50%、100%での片翼つぶしを行います。引き込んだらすぐにリリースです。その間グライダーを出来るだけ直線飛行させます。

フルストール

1本目、2本目と順調にフライトして3本目はフルストールです。 フルストールは基本的に、グライダーが失速するまでブレークを引き込み、失速したら翼の挙動が安定するまでそのまま引いておきグライダーが頭上に戻ってきたら徐々にブレークを上げていき、頭上での暴れ方が安定した時点でブレークをリリースして通常滑空に戻します。 このとき少し前にダイブするぐらいにグライドさせることが重要です。以前のSIVとの違いを感じたのはフルストールの維持に結構な力が必要な点です。ブレークコードをおしりまで引いてそこで維持するのも、それから徐々に上げていくのもとても力がいりました。目黒さんの話では、プラスチックロッドの入っているグライダーは、つぶれからの回復力も高く、その分つぶしたままにする際の力がより強く必要とのことのようです。なので、早めに戻ろうとするブレークコードを押さえルのが大変でしたが無事にフルストールも終了しました。

ストールピッチング

4本目はストールピッチング、これはグライダーが失速するぎりぎりまでブレークを引き込んでそこから一気にリリースして前にグライダーを走らせます。勢いよく前に走るとその後前でリーディングエッジが潰れるのですが、潰れるぎりぎりのところでブレークを一瞬だけ引いて翼を止めてグライドさせます。 そうするとそのまま今度はピッチアップするので、ピッチアップしている状態でブレークを失速寸前までまた引きます。要するに揺れ幅最大のピッチングを起こしている感じです。 前でバサッと潰れるのはいやなので、上手くブレークを当てて止めながら課題終了。5本目の時にランディングの風が南から北になり、SIVにはあまり適さないので5本目の課題は普通のフルストールに変更して課題を終了してその日のメニューは終わりました。

宿に戻って、風呂に入った後は、本日のビデオを見ながらの講習、その後夕食のあと早めに就寝して一日目終了です。二日目も6時集合です。

以下のビデオはエアロフロートさん編集のビデオを借用

トレーニング二日目

二日目も朝6時集合、今日は早くからフライトできそうなコンディションです。 二日目のタスクもレベル高いです。

まずは,片翼つぶし直線飛行

一日目は片翼をつぶして、すぐにリリースしましたが、今日は片翼をつぶしたまま体重移動とブレーク操作で直線飛行を維持します、つぶす割合は50%半分です。 こんな感じです。

 

次はフラットスピンからの回復です。フラットスピン入れるには失速寸前までブレークを引き込んでから片側のブレークをフルグライド状態に戻すことで入れます。このほかにもフルグライドから片側のブレークをいきなりおしりまで引き込む方法などがあります。 3回転させたらリカバリーします。リカバリーはグライダーが前にあるときにブレークをリリースすることで行います。 このほかにも、一度フルストールに入れてからリカバリーする方法もあります。こんな感じです。

3本目はダイナミックストール、スパイラル2回転のあと回復させるときにピッチアップしているときにストールに入れます。ピッチアップが上手くいくと結構ストンと落下するようなフルストールを体験できるとのことです。ビデオではそこまで落ちていない感じですが。。。

その次はSATに挑戦でした。 SATは6年までのトレーニングで2回練習して以来です、導入の仕方は、体重が抜けないように外側のライザーを押さえてそれから、内側のブレークコードをスパイラルへの導入の要領で引き込んでいきます。(徐々に加速させます)ほぼスパイラルという状態から思いっきりブレークを引き込み、内翼を失速させます。 なんとか形にはなりましたが、内側の引き込みが少し足りないです。 こんな感じです。

以下はエアフロートさん編集による二日目のトレーニングの様子